白蝶の雑記帳

儲からない時間、無駄な時間、考える時間。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン見て再認識した

こんにちは白蝶です。

皆さんは10/29の金ローご覧になりましたか?
ヴァイオレット・エヴァーガーデンTVシリーズを金ロー用に再構成したものでした。
何となく今まで見る機会がなくて見てませんでしたがいいアニメでした。


絶対泣くとまで豪語する人が多い作品なので泣けなかった私はおそらく性癖が歪んでいるのでしょう。
もともと感情を持っていなかったけど話が展開するにつれて感情を見せるようになるストーリで、主体がロボットなら私泣くんですよね。主体が人間なら感情を無くすまでの悲壮感が足りないのか、絵が綺麗すぎるのがいけないのか、イイハナシダナーという感想ではあったが泣けなかった。

アニメで言うとイブの時間とかソードアート・オンラインのユイ関連とか、AIやロボットが感情を持っている、またはバグで感情的な一面を見せる話は私の心によく刺さります。
この違いは何でしょうか。


この一因は私がルッキズムの影響を強く受けていること、非現実的であることにより魅力を感じることだと思っています。
綺麗な人は人格・性格・能力が良く高くあるべきだという考えが心底にあり、その前提が覆されることで自分の価値観にケチつけられているような感覚を覚えるためだと思います。
AIやロボットは(大抵は)感情がない前提なので感情を獲得するすることが非現実的ながらも感動的となります。
また、前者は非現実的な状況から現実的な状況に変化するプロセスであるのに対して、後者は現実的な状況から非現実的に変化します。

更にロボットの外見に関しては洗練されたヒューマンインタフェースよりもR2-D2のようなポンコツ感あるバケツの方が泣けます。イブの時間がそうでしたね。
不出来だったり壊れている方が感動的な話としては好みのようです。


というだけの個人的な話でヴァイオレット・エヴァーガーデン自体はいい作品でしたのでTVシリーズ全話見たいと思います。
金ロー版は短時間で泣き過ぎで気になった人もいるんじゃないかな?




今日はここまでで。

白蝶